データ復旧 初級 CHKDSK

インフォシステム 技術部です。

一般的にHDDに不具合が出た時、論理的に修復ができるばあい、CHKDSKのコマンドで
OS、ファイルの復旧が出来ます。しかし、HDDの物理的障害、論理的に復旧不可の場合、データに止めをさす可能性があります。

先日HDDの読み取り不可のデータ復旧のテストを行いました。
(マスターブートレコードが壊れ、パーテーションが認識できない状態)
・ケース1 : パーテーションをフォーマット(クイック)してから復旧
・ケース2 : CHKDSKを実行し、フォーマット(クイック)てから復旧

結果、ケース1、2とも同じ復旧ソフトで同じ件数が復旧されたとでました・・・が・・・
ケース1 ではほぼ復旧されたデータが保存できました。
ケース2 では、復旧されたデータを保存出来てもファイルは壊れていました。

やはり、CHKDSKはデータを復旧する効果とデータに止めをさす可能性が
あることを、今更ながらに再確認できました。

最後に、ケース1で復旧されたデータが保存出来たと書きましたが、HDDの物理障害も
あったようで、一部のデータは復旧出来たと表示されたものの、コピーが出来ないものも
ありました。

やはり、データ復旧は、障害を発見したら即座にそのHDDの使用をやめ、いち早く復旧作業に入るのがベストという、今までの鉄則を再確認するものとなりました。

以上技術部からのレポートでした。

IMG_1753

投稿者:pckyukyu

2014年12月に投稿した法人PC救急隊の記事一覧

トラックバックURL